INTRODUCTION

暮らしの手帖とは

「妖怪をのぞけば、暮しと人がみえる、自分がみえてくる」を仮説に置きながら、勝手気侭な独自の研究を進めていくのが、超プライベート空想冊子『暮しと妖怪の手帖』。妖怪を考え、社会を考え、人を考え、自分を考え、現代における“妖怪と人の共存”のあり方を模索していけるようなダイナミズムを持ちたいと思っています(嘘)。

そんな趣旨の連載「暮しと妖怪の手帖」 を以前書いていたわけですが、その続きを書こうと思って……でもなく、ただただ普段から紙のノートやメモ帳につける「暮らしや妖怪についての雑記」をウェブのほうにも記録て押してつけていくぜ、というもの。

オープン手帖とでもいいましょうか。紙に箇条書きしたものをウェブではもう少し広げて伸ばして捏ねくりまわすための場ともいえるかも。 自分の自意識が、他人の自意識と重なる瞬間があるのかを眺めてみたい気持ちも少なからずあります。

ちなみに、タイトルでは、パロディを意識して「暮し」を使ってますが、自分の中では「くらし」は「暮らし」と書いたほうがしっくりきてます。

記録者について

月火 もゆ(つきび もゆ)

もえるゴミの日(月・火)のどちらかに生まれました。根暗のポテンシャルを模索中 。なまけたいから考えることはなまけない。

「暮しと妖怪の手帖」編集員。ぬらりひょん画集「Monstagram」撮影係。

好きな妖怪は「くらぼっこ」「しろぼうず」「あかなめ」。妖怪検定は、残念ながら、まだ中級。

ちなみに、大見謝はドッペルゲンガーであり、マネージャーである。